1.英文履歴書の基本
英文履歴書は履歴書と職務経歴書の両方の機能を備えています。 決められたフォーマットはありません。また、履歴書は自分を企業に売り込むためのものです。主観的な表現は入れず、謙譲もせず、自分の技能・セールスポイントをアピールするよう心がけましょう。
ポイント
■ 原則レターサイズ1枚、多くても2枚にまとめる、紙は白又はクリーム色
■ カバーレターをつける
■ フォントは、日本語の明朝体・ゴシック体にあたるTimes New Romanか Helvetica, Arialを使用するのが一般的
■ 成果や実績など、なるべく数値で表す
■ 人名代名詞(I,You・・・)は使用せず、動詞から文章を書く
■ 退職理由や連絡先以外の詳細な個人情報(年齢・性別など)は明記しない
構成要素
英文履歴書の要素はいくつかありますが、最低限必要な項目は、個人情報、職歴、学歴となります。
■ 個人情報(Personal Data)
■ 応募職種(Objective)
■ 職歴(Work Experience)
■ 学歴(Education)
■ 追加情報(Skills 英語力など、Qualifications 希望職種に関する資格など)
2.英文履歴書の書式
chronological resume(クロノロジカル・レジュメ=年代順 )
職歴や学歴を年代順に書くもっとも一般的で無難なレジュメ。職歴を新しい順に時系列で記載します。
functional resume(ファンクショナル・レジュメ=技能別)
特定の専門知識や能力を中心にまとめたレジュメ。自分のスキルを具体的に記述し、職歴は、会社名、ポジション、雇用期間だけを記載します。
chrono-functional resume(クロノ-ファンクショナル・レジュメ=年代順+技能別)
記の2つの特徴をあわせた形式で、希望職種の分野でそれなりの経歴があると同時に専門的な知識も兼ね備えている求職者にとって、特に有効なスタイル。最初に希望の職種と、職歴要約を記載します。