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【申請方法別】マイナンバーカードの作り方!
更新方法やマイナポイントについても解説

2022年6月15日
 
マイナンバーカード

マイナンバーカードが保険証としても使えるようになりました。マイナポイント事業第2弾もスタートし、マイナンバーカードを作ろうと考えている人も多いでしょう。この記事では、これからマイナンバーカードを作りたいと考えている人向けに、カードの作り方や受け取り方などを解説します。カード申請時の参考にしてください。

目次


マイナンバーカードとは?

 
マイナンバーカードは、国民一人にひとつ付与される12桁のマイナンバー(個人番号)が記載されたカードのことです。身分証明書や保険証として利用でき、提示するだけで行政手続きの書類を省略できるため、便利なマイナンバーカードを作る人が増えています。カード作成に使用する23桁の数字は申請書IDとなり、マイナンバーとは異なります。
 

マイナンバーカードの作り方1:スマートフォン・パソコンで申請する場合

 
マイナンバーカードを作成する方法はいくつかあります。ここでは、スマートフォンやパソコンで申請する方法を解説します。
 

マイナンバーカード作成の流れ

オンラインでの申請手順は次のとおりです。

1.申請用のWebサイトにアクセスする
2.氏名、メールアドレス、申請書IDを登録する
3.マイナンバーカードに掲載する顔写真を登録する
4.生年月日や電子証明書の有無など、申請情報を登録する
5.申請完了メールを受け取る

申請完了メールは、最初に登録したメールアドレスに届きます。
 

申請時に必要なもの

申請に必要なものは次のとおりです。

・インターネットにつながるパソコンやスマートフォン
・連絡用のメールアドレス
・個人番号カード交付申請書(半角数字23桁の申請書ID)
・顔写真

顔写真は、影や背景がなく正面を向いて顔がはっきりわかるものが必要です。直近6ヶ月以内に撮影したものなら、スマートフォンで撮影したものでも利用できます。
 

 

マイナンバーカードの作り方2:証明写真機で申請する場合

 
街中にある証明写真機の中には、顔写真を撮ってマイナンバーカードを申請できるものがあります。
 

マイナンバーカード作成の流れ

証明写真機での申請の流れは次のとおりです。
証明写真機によって申請の流れが異なりますので、機械の案内にしたがってください。

1.証明写真機で、マイナンバーカード申請を選択する
2.交付申請書に記載されているQRコードを、証明写真機のバーコードリーダーで読み込む
3.マイナンバーカード用に顔写真を撮影する
4.証明写真機の画面で申請内容を確認し、申請する
5.申請完了後、証明写真受け取り口から受付証を受け取る
 

申請時に必要なもの

申請に必要なものは次のとおりです。
 
・個人番号カード交付申請書(QRコードと、半角数字23桁の申請書ID)
・証明写真撮影料(機械によって撮影料は異なります)

証明写真機でマイナンバーカードを申請した場合、証明写真は印刷されません。マイナンバーカードを作成する以外に証明写真を使用する場合は、別途撮影が必要です。
 

 

マイナンバーカードの作り方3:郵送で申請する場合

 
スマートフォンやパソコン、証明写真機などでの手続きが難しい場合は、郵送での申請を選ぶとよいでしょう。
 

マイナンバーカード作成の流れ

郵送でマイナンバーカードを申請する際の流れは次のとおりです。

1.個人番号カード交付申請書に必要事項を記入する
2.個人番号カード交付申請書を郵送する

「通知カード」と一緒になった交付申請書を使用する場合は、通知カードをミシン目で切り離して使用しましょう。交付申請書は、マイナンバー総合サイトからダウンロードすることも可能です。
 

申請時に必要なもの

申請に必要なものは次のとおりです。

・個人番号カード交付申請書
・送付用封筒(必要に応じて切手も用意)
・顔写真

返信用封筒は、「個人番号通知書」「個人番号カード交付申請書」と一緒に、住民票の住所に簡易書留で届きます。また、マイナンバー総合サイトで封筒材料をダウンロードすれば、申請書を郵送する際の切手代がかかりません。
  

マイナンバーカードの作り方4:自治体の窓口で申請する場合

 
役所の窓口で、マイナンバーカードの申請を受け付けている場合もあります。住民票のある役所で窓口対応をしている場合は、必要事項を記入した個人番号カード交付申請書と顔写真をもって申請に行くのもよいでしょう。申請時に役所で顔写真を撮影してくれることもあるため、窓口対応可能か、手続きの方法や必要なものは何かを確認してください。

また、交付申請書が手元になく申請書IDが不明の場合は、自治体の窓口で発行してもらうことも可能です。
 

 

マイナンバーカードの受け取り方

 
マイナンバーカードは、申請から1ヶ月ほどで発行されます。住民票の住所に交付通知書が郵送で届いたら、申請者本人が必要なものをもって期限内に受け取りに行きましょう。自治体によっては、受け取り日時の予約が必要だったり、受け取り場所が選べたりすることもあります。また、本人が窓口に行けない場合は、代理人が受け取ることも可能です。

ただし、マイナンバーカードを受け取る際は、窓口で暗証番号の設定が必要になるため注意してください。
 

窓口で受け取る際に必要なもの

マイナンバーカードを受け取る際に必要なものは次のとおりです。

・交付通知書
・本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
・通知カード(令和2年5月以前に交付を受けている場合)
・写真つきの住民基本台帳カード(もっている場合)

2種類の暗証番号(英数字6文字以上16文字以下のもの・数字4桁のもの)も用意しましょう。また、代理人が受け取る場合は、代理人の本人確認書類と代理権者の確認書類、本人が窓口に行けない理由を証明できる書類も必要です。
 

郵送で受け取れる自治体もある

役所の窓口でマイナンバーカードを申請し、暗証番号を設定している場合、郵送でカードを受け取れる自治体もあります。マイナンバーカードを申請する前に、申請方法だけでなく受け取り方法も確認してみるとよいでしょう。
  

マイナンバーカードの更新方法

 
マイナンバーカードには有効期限があります。

・成人:10年
・未成年者:5年
・カードに格納された電子証明書:5年

上記のとおり有効期限が設定されており、期限が近づくと郵送で「有効期限通知書」が届きます。通知書に記載された必要書類を持参し、窓口で更新手続きを行いましょう。マイナンバーカードは無料で更新できます。
 

マイナンバーカードの特長

 
マイナンバーカードの普及によって、個人番号を求められる場面が増えるでしょう。手元にマイナンバーカードがあれば、すぐに個人番号を確認できます。そのほかにも、マイナンバーカードの特長として次の点があげられます。
 

身分証明証や保険証として利用できる

マイナンバーカードは、公的な身分証明書として利用できます。免許証やパスポートといった顔写真つきの身分証明書がないと、身分証明に健康保険証と年金手帳など2点の提示を求められることがあります。しかし、マイナンバーカードは顔写真がついているため1点だけで身分証明が可能です。無料で入手できるため、作っておくと便利でしょう。
 

公的証明書をコンビニで取得できる

マイナンバーカードがあれば、住民票や印鑑登録証明書といった公的証明書をコンビニのマルチコピー機などで入手することができます。開庁時間内に自治体の窓口へ行く必要がないため、仕事や家事などが忙しく、平日に時間が取れない人に便利です。ただし、自治体によって取得できる書類は異なるため注意してください。
 

オンラインで行政手続きができる

マイナンバーカードを取得すれば、政府が運営するマイナポータルを利用できます。マイナポータルとカードリーダーがあれば、オンラインで行政手続きを行うことも可能です。また、マイナンバーカードをe-Taxで利用できるようにしておくことで、自宅のパソコンから確定申告もできます。
 

マイナポイントがもらえる

マイナポイント事業の実施期間中に、マイナンバーカードをキャッシュレス決済サービスや銀行口座と紐づけ、健康保険証として利用できるよう申請しておくと、マイナポイントがもらえます。マイナポイントは、マイナンバーカードに紐づけられたキャッシュレス決済サービスをとおして、現金の代わりに利用できます。
 

マイナポイント事業とは?

 
マイナポイント事業は、総務省とキャッシュレス事業者がおこなう事業です。2020年の第1弾では、クレジットカードや電子マネー、プリペイドカードといったキャッシュレス決済とマイナンバーカードを紐づけたうえで2万円分利用すると、最大5,000ポイント(5,000円相当)が還元されました。

2022年1月から実施されている第2弾では、キャッシュレス決済利用のほかに、保険証として利用できるよう申請したり、公金受取口座の登録をすることでもポイントがもらえます。第2弾では、最大2万ポイント(2万円相当)が還元されます。
 

転職後にマイナンバーカード提出を求められたときの注意点

就職や転職の際、会社にマイナンバーカードの提示を求められることがあります。これは、源泉徴収票や雇用保険の手続きにマイナンバーを利用するためです。マイナンバーを利用して、なんらかの調査をされたり、転職歴といった過去を明らかにするものではないため安心してください。

ただし、マイナンバーの提出を求める会社側には、利用目的を明らかにする義務があります。マイナンバーカードは、利用目的が明示された書類などを確認してから提出しましょう。
 

まとめ

 
マイナンバーカードは、無料で取得でき身分証明書にもなる公的書類です。スマートフォンやパソコン、街中の証明写真機など、便利な方法を選んで申請しましょう。就職や転職の際にマイナンバーカードの提示を求められることもあるため、転職を考えている人は早めに取得しておくことをおすすめします。

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