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事務派遣の在宅勤務とはどのような働き方?
特徴やメリット・デメリットを解説

2023年10月16日
 
派遣 事務 在宅

昨今は社会情勢の変化により、在宅で働く人が増えました。派遣社員も在宅で仕事をする方が増加しています。この記事では、派遣形態の事務職の在宅勤務について、概要や特徴、メリット・デメリット、注意点などを解説しています。派遣で在宅勤務のお仕事を検討されている方やお仕事をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

目次


事務派遣の在宅勤務とは?

 
在宅勤務であっても仕事内容そのものに違いはありません。主な仕事としては、データ入力や資料作成、見積書や請求書の作成、商品の発注、電話やメールによる顧客からの問い合わせ対応、スケジュール管理などです。
 
会社に通勤する働き方との違いは、仕事の連絡や指示をメールやチャットなどで行い、ほとんど出勤することなく自宅で働けることがあげられます。もちろん条件を満たせば社会保険にも加入できます。
 

事務派遣の在宅勤務に求められること

 
事務派遣の在宅勤務には、どのような方が適しているのでしょうか。求められる3つの要件を解説します。
 

求められる仕事の環境

在宅勤務の仕事にはWordやExcel、チャットツール用のカメラやマイクの入ったパソコンが欠かせません。もちろんインターネット環境は必須です。また、日中に落ち着いて仕事ができる環境も必要となります。備品については就業先から貸与されることも多いため、確認しておきましょう。
 

求められるスキル

WordやExcelを使え、パソコンの操作にある程度慣れていることが求められます。メールや電話などで顧客とやり取りをするため、基本的なビジネスマナーも欠かせません。上司や同僚にその場で質問ができないため、ある程度の経験が必要です。1人で仕事を進めることができ、自ら仕事のペースを調整するスキルも必要です。
 

求められる経験

研修などの必要がなく、仕事を任せられる程度のスキルをもった即戦力が求められるため、事務職の経験が必要とされます。採用条件には一定以上の事務経験が書かれているケースが多く、未経験者がいきなり事務派遣の在宅勤務で働くのは簡単ではありません。ただし、派遣は派遣会社が事前にフォローをしてくれるため、興味がある方は登録をおすすめします。
 

事務派遣の在宅勤務の5つのメリット

 
事務派遣の在宅勤務には、どのようなメリットがあるのでしょうか。主な5つのメリットを解説します。
 

どこでも働ける

在宅勤務の最大のメリットは、どこでも働けることです。在宅勤務であればオフィスへの通勤が不要で、自宅から遠い会社でも働けます。持病があり通勤が難しかったり、子育てや介護との両立で通勤して働くのが難しい方でも、自分の都合に合わせやすいでしょう。
 
地方に住んでいて、仕事の選択肢が限られる方であっても、在宅勤務なら希望の職種を選んで働けます。遠方への引っ越しをしても同じ企業で働き続けられます。
 

プライベートを安定させやすい

自宅にいながら働けるため、介護や育児、家事などと両立させやすいこともメリットです。フルタイムで働くのが厳しい方でも、家庭の事情に合わせて働くことができます。平日に病院や銀行などに行く必要がある場合にも、調整しやすいでしょう。また、通勤時間が不要になるため、プライベートな時間を増やしやすくなります。
 

人間関係のストレスを軽減しつつ交流はある

上司や同僚との人間関係に悩む人は少なくありません。考え方が合わなかったり、我慢したりしているうちにストレスになります。在宅勤務であれば自分のペースで働け、人間関係によるストレスを軽減可能です。
 
集中して業務に取り組めるため、人間関係のストレスは少ないものの、孤独感は感じやすいでしょう。仕事はチームで働くことが多く、上司や同僚との交流があります。チャットやメールなどで仲間と連絡を取り合いながら働くことで、孤独感を感じにくくなります。
 

スキルアップできる

在宅勤務は周囲に上司や同僚がいません。メールやチャットを通して質問はできますが、社内で働くのと比べると容易に質問はできません。わからないことや仕事を効率的に進める方法は、ある程度自分で考えたり調べたりする必要があります。努力や工夫が求められ、スキルアップしたい方に向いています。
 

女性のライフステージに合わせやすい

妊娠や出産、育児によって離職する女性は少なくありません。しかし在宅勤務であれば、負担を抑えつつ働くことができます。ライフステージが変化しても、その状況に適応させながら仕事を続けやすいでしょう。
 

事務派遣の在宅勤務の3つのデメリット

 
在宅勤務には多数のメリットがある一方で、デメリットも存在します。3つのデメリットを解説します。
 

スケジュール管理能力が欠かせない

就業時間中はクラウド型の勤怠管理システムで管理されているケースもありますが、基本的に人の目がありません。計画的に仕事を進めるためには、スケジュール管理能力が欠かせません。また、1日や1週間などのスケジュールを立てることも必要です。慣れないうちは、手帳やカレンダーアプリなどを使用したスケジュール管理がおすすめです。
 

就業時間の自由度は高くない

在宅ワークは自分の都合に合わせて働けるケースがほとんどですが、在宅の事務職の場合、就業時間の自由度は高くありません。電話対応や問い合わせ対応などの業務は、就業時間が決められ、固定で働くことが多いためです。
 

コミュニケーションが取りにくい

質問やわからないことはメールやチャットなどで質問することになりますが、直接質問するのに比べるとコミュニケーションは取りにくいといえます。言葉だけでは細かなニュアンスを伝えるのが難しく、誤解を与えてしまうこともあるでしょう。言葉遣いには注意して、丁寧に対応することが大切です。
 

事務派遣の在宅勤務の注意点

 
在宅での就業において、働く場所の環境を整えておくことが大切です。仕事がしやすく身体に負担がかかりにくい椅子、机を用意しましょう。規則正しい生活を送り、日々のスケジュールを決めて計画的に仕事を進めましょう。スムーズに仕事を進めるには、タスク管理ツールを用意するとよいでしょう。また、自分のパソコンを使用する際にはセキュリティ対策を徹底しましょう。
 

事務職以外の派遣の在宅勤務の仕事例

 
派遣の在宅勤務には、事務職以外の仕事も多数あります。在宅で派遣の仕事を検討している場合は、事務職以外の仕事も検討されてみてはいかがでしょうか。
 
具体的にどのような仕事があるのか、事務職以外の主な4つの仕事について解説します。
 

コールセンターの仕事

コールセンターであれば、未経験の方でも挑戦しやすいでしょう。マニュアルがしっかりと完備されているのと、在宅勤務であってもフォロー体制が充実している傾向にあります。
 
通販サイトの窓口対応や顧客からの問い合わせ対応などの業務があります。
 

データ入力の仕事

リストやデータをもとに、WordやExceへの入力が主な仕事です。営業データだけでなく、経理部門における計算書の作成や仕訳入力などの求人もあります。
 

エンジニアの仕事

在宅勤務のエンジニア派遣には、システムエンジニアやフロントエンドエンジニア、Webサイトのコーディングなどで募集があります。仕事内容によって、フルタイムから短時間の仕事まで幅広く選択肢があります。
 

ライターの仕事

Webサイト用のライティング、取材、原稿のチェック・修正など、経験とスキルがあれば幅広い募集があります。なかには未経験可の募集もあり、在宅での派遣勤務が初心者の方であってもチャレンジしやすいでしょう。
 

まとめ

 
事務派遣の在宅勤務は、通常の事務職の仕事を自宅で行うことができます。どこからでも働けて、仕事とプライベートを両立しやすいでしょう。就業にあたっては、快適な状態で仕事に取り組むためのデスクや椅子、タスク管理ツールを用意して環境を整えましょう。
 
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