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職場のランチタイム、どう過ごす?
派遣社員400人のランチタイム事情を調査

2019年10月10日
 
職場のランチタイム

仕事の合間に、ほっと一息つけるランチタイム。派遣で働くみなさんのなかには、「いつも誘われるけど、ランチは一人のほうが気楽」という人もいるでしょう。そこで今回は、派遣で働く20代~40代の女性400人に「ランチタイムの過ごし方」について調査しました。

目次


いつも誰とランチタイムを過ごしてる?

 
まずは、リアルなランチタイム事情として、「いつも誰とランチタイムを過ごしているか」を聞いたところ、「一人で食べる」派が56.3%と約半数を占めました。

年代別に比較すると、ランチを一人で食べている人の割合は20代が68.0%を占めてトップ。また、「社員・派遣スタッフに関わらず仲のいい人と食べる」と回答した人は、30代が26.0%を占め、他の年代に比べてその割合が高いことがわかりました。
 
中には、休憩時間がバラバラのために一人で食べるというケースも多くあり、「たまたま休憩室にいる人と一緒に食べる」(36歳/営業・販売・その他オフィスワーク)と回答する人も。自分のデスクでお弁当を食べている人も少なくなく、「同じ部署の人と自席で食べている」(24歳/事務)など、適度にコミュニケーションを取っている人もいました。
 
一方、「仲の良い人と食べる」(18.0%)と回答した人の中には、「いつも食べるテーブルが決まっていて、お昼の時間になったらみんなで一緒に食べる」(31歳/事務)といった声もありました。

ランチタイムの過ごし方

<一人で食べる派>
・自席で静かにお弁当を食べる(28歳/事務)
・休憩時間がみんなバラバラなので、一人で食べる(38歳/事務)
・会社近くのカフェに行き、一人でゆっくり食べる(41歳/事務)
 
<一緒に食べる派>
・正社員の人と声をかけ合って行く(24歳/事務)
・その時に休憩室にいるメンバーと一緒に食べる(38歳/営業・販売・その他オフィスワーク)
・仲の良い同僚たちと、その日の気分で社食や外食に行く(40歳/貿易事務)


本当は誰とランチタイムを過ごしたい?

 
約半数が「一人で食べる」派であることがわかりましたが、ホンネではどう思っているのでしょう。そこで、「本当は誰とランチタイムを過ごしたいか」を聞いてみたところ、全体の 74.8%が「ランチは一人で食べたい」と回答しました。実態以上に「一人が気楽」と考える人が多いようです。
 
その理由としては、「先輩やあまり仲良くない人と会話をしたくない。気を使って疲れる」( 28歳/事務)、「休憩時間なので自分の好きなことをしたい」( 32歳/その他)、「ランチタイムくらい、一人で自由に過ごしたい」( 29歳/経理事務)などの声が多く見られました。また、 40代の場合、「子供がいるので、一人でゆっくりする時間がほしいから」( 43歳/事務)という意見もありました。
 
一方、「いつもと同じメンバーで食べたい」( 22.6%)と回答した人の中には、「気兼ねなく話せて楽しいから」という人が多く、「仕事とプライベートの話を、ちょうど良いバランスでできる」( 39歳/事務)という声も。「情報交換もしたいので一緒に食べたい」( 40歳/事務)など、相談や情報収集の場としてもランチタイムを活用しているようです。

理想のランチタイムの過ごし方

<一人で食べたい派>
・一人でスマホをいじりたい。話を合わせるのは面倒(27歳/事務)
・周りに気を使わず、好きなものを自分のペースで食べたい(46歳/事務)
・さっさと食べて、ゆっくり歯を磨いてメイクを直したい(31歳/営業・販売・その他オフィスワーク)
 
<いつもと同じメンバーで食べたい派>
・話が面白いし、いろいろな話を聞けるから、いまのメンバーと食べたい(24歳/電話業務)
・仕事の悩みやアドバイスをもらったりできる時間だから(36歳/事務)
 
<いつもと別のメンバーで食べたい派>
・交代でみんなと食べてみたい(44歳/金融事務)
・当たり障りのない会話ばかりでつまらないので、別の人と食べてみたい(35歳/事務)


ランチタイム中に、食事以外で行うこと

 
それでは、食事以外には、ランチタイムをどう過ごしているのでしょうか。ランチタイム中に何をやっているか聞いたところ、第 1位は「携帯・スマホを見る」( 86.0%)という結果に。第 2位「人と話す」( 29.0%)、第 3位「昼寝をする」( 23.3%)を大きく引き離し、ダントツのトップとなっています。
 
年代別で見ていくと、 20代の「携帯・スマホを見る」派は 91.0%で高い割合に。 30代は、他の世代よりも「人と話す」派がわずかに多く 31.3%。 40代は他の年代に比べて、「読書をする」( 24.7%)「パソコンを見る」( 18.7%)という人も多く、食事以外のことをするケースが多いようです。

 人に合わせ過ぎず、一人の世界に入り過ぎず、自分にとって快適なランチタイムを

今回の調査では、派遣で働くみなさんのランチタイムは「一人で食べる」派が半数以上であることがわかりました。特に20代はその傾向が強いようです。また、ホンネとしては、世代に関わらず「一人で食べたい」という人が7割以上に。休憩時間のランチタイムは、人と過ごすことで気疲れしたくないという人が多くを占めるようです。
 
一方、「一人」と「メンバーと一緒に」を使い分けている人も多数いました。「週の半分はお弁当を持参して休憩室でみんなと談笑しながら食べ、週の半分程度は一人で外食に行く」(29歳/事務)、「休憩室にいるメンバーと一緒に食べるが、一人になりたい時は外食する」(38歳/事務)、「同僚と外食したり、デスクにて一人で取ったり、行きたい店に一人で外食に行ったり、日によって違う」(45歳/事務)など、職場のコミュニケーションも大事にしつつ、リフレッシュする自分の時間もしっかりつくる人も。自分にとって快適なバランスを見つけて、ランチタイムを楽しみましょう。
 
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<調査概要>
調査タイトル:派遣社員についてのアンケート
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019723日〜729
調査対象:派遣社員として働く全国の2049歳女性
有効回答:400サンプル


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