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軽作業って?仕事内容からやりがいまで詳解します!

2019年10月4日
 
軽作業

求人広告を見ていると「軽作業」と書かれた求人がありますが、具体的にどのような仕事内容なのか、実はよく知らないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、軽作業の仕事例や向いている人、軽作業の魅力について解説します。給料の相場や勤務形態なども記載しているので、軽作業の仕事を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

目次


ここでは軽作業の仕事内容と実際の仕事例を紹介します。軽作業とはその名のとおり、重いものは扱わないのか、実際はどのくらいの体力を必要とするのかについても解説しています。

仕事内容

軽作業と言っても厳密に定義されているわけではなく、募集先の企業の判断によって分類されます。軽作業と聞くと、体力を使わず簡単にできる仕事、軽いものを運ぶ仕事を思い浮かべますが、ある一定の体力を必要とする仕事もあり、仕事内容は幅広く、加工や整備といった製造以外の工場や倉庫などで行われる業務全般を指します。
 
軽作業の求人は専門知識を必要としておらず、未経験・無資格でも就業できる場合が多くあります。しかし、過去の経験や資格があれば就職や転職は有利になります。チームをまとめた経験があれば現場のリーダーとして活躍でき、自動車免許を持っていれば車両移動の仕事に従事できます。
 
 

軽作業の仕事の例

軽作業の仕事には、以下のようなものがあります。
 
・検品
・ピッキング
・梱包
・仕分け
・組立
・商品管理
・シール貼り
 
代表的な例である「検品」「ピッキング」「梱包」について解説します。
 

「検品」

出荷前の商品に不良品や異物混入などがないか確認する仕事です。ベルトコンベアで流れてくる商品を順番に沿って確認していきます。
 

「ピッキング」

商品を指示どおりにピックアップする(選び取る)仕事です。指定の商品を倉庫から探してカートなどに載せる場合と、ベルトコンベア上の商品を指示どおりにピックアップする場合があります。
 

「梱包」

商品を出荷するために段ボールに商品を詰めたり、包装紙で商品を包んだりします。
 
 

軽作業は重労働?

軽作業には検品やピッキングのほかにもさまざまな仕事があります。軽作業の求人に応募する場合は、自分の体力でこなせる仕事かどうか確認するようにしましょう。
 
「イベントスタッフ」や「運搬」「ポスティング」は立ち仕事や屋外での作業になることもあり、体力が必要な場合があります。「倉庫内作業」や「シール貼り」はあまり体力を使わず、女性からも人気がある仕事です。
 
体力を要する仕事はその分、時給も高くなる傾向にありますが、「時給は高望みしないので無理なく働きたい」という方は、倉庫内でできる仕事などを検討するとよいでしょう。


軽作業は未経験でも始めやすい仕事ですが、向き不向きはあるのでしょうか。ここでは、軽作業に向いている人について解説します。

細かい指示を守るのが得意な人

細かい指示を守ることが得意な人は軽作業に向いています。軽作業の仕事では、指示どおりに仕事を進められる正確性が求められます。作業にはマニュアルがあり、作業手順や置き場所などが細かく定められていることが多いためです。
 
梱包を例にあげると、商品を決められた手順で丁寧に包み、定められた商品の向きに合わせて箱に商品を詰めます。指示を守らず雑な作業にならないよう、丁寧に業務にあたる必要があります。
 
 

体力仕事が得意な人

シール貼りや梱包などは比較的体力を必要としない仕事になりますが、運搬の仕事では重い荷物をカートや台車で運ぶこともあります。また、イベントスタッフとして設営に携わる場合も体力が必要となるでしょう。
 
重い荷物を運んでも仕事のスピード感を失わずに働けるかどうかが問われ、ある程度の力も必要となります。体をつかって仕事をするのが得意な人、立ち仕事が苦にならない人はとくに屋外やイベント会場で働く仕事に向いているでしょう。
 
 

工夫することが得意な人

軽作業は業務そのものがルーティンワークになりがちです。ひとつのことを突き詰めて考え、業務の質の向上などに取り組める人は軽作業に向いています。突き詰めて考えるには、単純作業に飽きずに取り組める集中力も必要となります。
 
マニュアルで非効率的な点があれば、改善を提案できるコミュニケーション能力もあると高い評価を得られるでしょう。。基本的な指示を守りつつ、工夫して業務に取り組んで業務効率を向上させることができれば、仕事にやりがいを見出せます。


ここでは軽作業の仕事の勤務形態や給料相場について解説します。時給は勤務地ごとに異なり、勤務形態についてもアルバイトから正社員までさまざまな形態があります。軽作業の仕事に応募する際は、確認しましょう。

給料相場

関東や関西など、物価の高い人口密集地では時給が高くなる傾向にあります。地方都市では870~1,000円程度が相場です。
 
・北海道・東北:870~995円
・ 関東・東海:920~1,185円
・ 甲信越・北陸:900~1,070円
・ 関西・四国:880~1,125円
・ 中国・九州・沖縄:860~1,095円
 
※参考
軽作業の仕事の平均時給は1,133円!給料ナビで詳しく紹介 求人ボックス
 
 

勤務形態

勤務形態はアルバイトの求人が目立ちますが、正社員、契約社員、派遣社員などの求人もあり、さまざまな形態で就業することができます。繁忙期になるとアルバイトを募集したり派遣社員の受入を行ったりする企業が多いようです。
 
勤務時間に関しては、定時勤務となる場合もありますが、夜勤制を取り入れている企業もあります。その場合は、2交代制か3交代制といったシフト制の勤務となります。定時制か夜勤交代制か求人情報をよく見てから自分に合うものを選びましょう。
 
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ここでは、軽作業に従事する魅力について解説します。軽作業の仕事で感じるやりがいについても触れているので、転職を検討している方は参考にしてください。

黙々と集中して仕事ができる

軽作業では、基本的にひとりで黙々と作業を進めます。仕事をするうえでのコミュニケーションや、チームワークをとるための協調性は必要ですが、接客業や営業職よりはコツコツと自分の仕事に集中したいと考えている方には魅力的な仕事だといえるでしょう。
 
代表的な例は検品や仕分け業務です。検品や仕分け業務に従事している最中は、特に集中力が求められます。
 
 

仕事に確実なマニュアルがある

基本的に軽作業では仕事の手順が決められており、マニュアルどおりに仕事を進めていくことが求められます。仕事内容が変わることはほとんどありません。一度マニュアルを覚えたらスムーズに仕事をこなせるようになります。
 
マニュアルどおりに仕事を進めるため作業は単調になりがちですが、しっかりと指示をもらって働きたい方にとって、確実なマニュアルがある職場は仕事がしやすいと感じるでしょう。
 
 

未経験でも歓迎される

専門知識や経験、資格を問わず未経験でも歓迎されるのも軽作業の魅力のひとつです。働いている従業員も学生やフリーター、主婦などさまざまな層がいるため、キャリアや学歴に関係なく応募できます。
 
未経験からでも始められ、集中力やてきぱきと動ける力がつくため、自分に自信がもてるようにもなります。周囲との協調性も養えて、未経験から着実にスキルアップできる仕事だといえます。


軽作業とは製造以外の作業のことを指し、未経験からでも始めやすい点が魅力的な仕事です。黙々と集中して仕事をこなしたい方、細かい指示にしたがって働きたい方にとっておすすめの仕事です。  
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