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1週間分の節約献立
使い回しで食費代を工夫する節約術を紹介

2019年7月26日
 
献立 節約

生活費を何とか節約したいといろいろ工夫するけれど、なかなかよい方法が見つからない、そうお悩みの方も多いのではないでしょうか。

もう削る余地がないと感じていても、献立次第でまだまだ節約の余地があるのが、食費です。1週間の献立をまとめて買いに行き、一気に調理してしまったり、買った食材をうまく使い切ったりすることで時間もお金も節約できます。冷蔵庫の中をいつでもすっきりさせて食材を無駄にしないことは、気持ちよく生活を送るためにも効果的でしょう。

この記事では、節約生活を心がける方に向けて、食材の使い回しで食費を節約する方法を紹介していきます。1週間分の節約献立も具体的に解説していきますので、ぜひ毎日の食卓の参考にしてみてください。

目次


節約をしながら栄養バランスのよい献立を作るには、事前に心がけておきたいことがあります。ここでは、買い物に出かける前から気をつけておきたいポイントをいくつか解説します。
 
これらのポイントを意識し、使い回しのきく食材を選ぶことができれば、無理せず楽に節約献立を立てられるようになるはずです。

1ヶ月の食費を決める

買い物に行くと、予定になかった食材まで買ってしまうという方も多いのではないでしょうか。
 
買い物に出る前にまず決めておきたいのが、その日に使ってよい金額です。毎月の食費は家庭の状況によって異なりますが、事前に予算を決めておけば、1日分の食費もおのずと決まります。予算の範囲内での買い物を意識し、買いすぎを防ぎましょう。
 
 

週に1回まとめ買いをする

食材を買いに行く回数を減らすことも、不要なものを買わないコツです。冷蔵庫の大きさや家族の人数にもよりますが、できれば、週に1回の買い物で食材をまとめ買いするようにしましょう。

週に1度と決めることで、計画を立てて買い物するようになり、目についたものをつい買い物かごに入れるなどの衝動買いが少なくなります。
 
 

チラシ、広告掲載商品を活用する

新聞に入っているスーパーの折り込みチラシや広告に掲載されているのは、日替わりで用意される目玉商品です。目玉商品だからといって不要な商品を買う必要はありませんが、日ごろからストックしておきたい食材であれば、目玉商品で安くなったタイミングで手に入れておくのもおすすめです。スーパー独自の特売日などもチェックしておきましょう。
 
 

使いまわしのできる食材を選ぶ

まとめ買いをするときのポイントは、使いまわしができる食材を選ぶことです。

買い物に出るとき、1週間分の献立がきちんと決まっているのが理想ですが、献立を考えてから買い物をするというのはかなり高難度です。1週間分の献立をアバウトに決めた状態でも、さまざまな料理に使える食材を選んでおけば、あとからでも応用がきくのでおすすめです。
 
 

栄養バランスをしっかり考える

たとえ節約に成功したとしても、栄養バランスが極端に悪い食事を続けるのは問題です。あとになって体調を崩してしまえば、元も子もありません。

同じ食材を使っても飽きがこず、見た目も栄養バランスもよい食事が理想です。ご飯に主菜1品と副菜2品、汁物をつけるのが理想の献立ですが、おかずの作り置きなどをしながら、偏りすぎないように心がけましょう。
 
 

4つの節約食材を使ってみる

使いまわしがきき、たんぱく質が豊富で、値段が手ごろな食材としておすすめなのが、卵・もやし・豆腐・納豆の4つです。使いまわしもしやすいため、メインとなる鶏もも肉や豚細切れ肉、合いびき肉などを上手に組み合わせれば、育ち盛りのお子さんがいても満足することでしょう。

4つの節約食材を上手に取り入れた定番の献立をもっておけば、食費を抑えつつ、栄養バランスの整った食事を摂ることができます。


次に、使いまわしのきく食材を使った1週間分の夕食の節約献立を紹介します。作り置きできるものを使いまわししているので、料理する時間の短縮にもなります。この献立を参考に、自分なりの節約献立を作ってみてください。

月曜日の献立

<材料>
・鶏肉
・玉ねぎ
・合いびき肉
・もやし
・人参
 
<献立メニュー>
・鶏肉の唐揚げ
・玉ねぎと合いびき肉の煮物
・もやしと人参のナムル
 
日曜日に2日分の食材としてまとめ買いした鶏肉を全て唐揚げにして、1日分は冷凍しておきます。
 
玉ねぎと合いびき肉の煮物を作る際、下味をつけて火を入れた合いびき肉を3等分にし、2回分を冷凍しておきましょう。このひき肉を火曜日と日曜日にも利用しますが、月曜日は、やや甘辛く煮た玉ねぎに合いびき肉のあんをかけていただきます。
 
人参は細く千切りしてもやしと合わせ、塩と胡椒、ごま油で合えてナムルにします。鶏肉の下味をつけている間にナムルや玉ねぎの準備をしておけば、時短になります。合いびき肉は翌日に使う分だけを残して冷凍しておくのがポイントです。
 
 

火曜日の献立

<材料>
・なす
・合いびき肉
・新玉ねぎ
・卵
・コーン缶
 
<献立メニュー>
・麻婆茄子
・中華風コーンスープ
・新玉ねぎのスライス
 
月曜日に下味をつけて保存しておいた合いびき肉を使って、麻婆茄子を作ります。副菜には、旬の新玉ねぎをスライスしましょう。おかかを散らしてポン酢をかければ、さっぱりといただけます。
 
スープには、卵とコーン缶を使った中華風コーンスープを用意します。中華スープのもとを使えば、味付けも簡単です。片栗粉でとろみをつけてから溶き卵を少しずつ入れましょう。
 
 

水曜日の献立

<材料>
・キャベツ
・レタス
・パプリカ
・豚肉
・豆腐
・人参
 
<献立メニュー>
・野菜たっぷり冷しゃぶ
・ザーサイのせ冷奴
・人参きんぴら
 
レタスやパプリカ、キャベツなど、野菜を食べやすい大きさに切り、お皿に彩りよく敷き詰めてから、お湯にくぐらせた薄切りの豚肉をのせます。ドレッシングをかければ野菜たっぷり冷しゃぶの完成です。木曜日にも豚の薄切りを使いますので、分量を調整しましょう。
 
冷奴には、刻んだザーサイとネギをのせれば食欲も増進します。食卓に彩りを添えるために、ゴマの風味たっぷりの人参きんぴらも1品用意します。
 
 

木曜日の献立

<材料>
・豚肉
・キャベツ
・卵
・コーン缶
・トマト
・玉ねぎ
 
<献立メニュー>
・ピカタ
・コールスロー
・あっさりトマトスープ
 
水曜日にも使った豚肉の薄切りを、今度はピカタにしましょう。しっかり塩コショウで味付けしたあと、卵にくぐらせて焼いていきます。水曜日の残りのキャベツをコールスローにし、中華コーンスープで使いきれなかったコーンをここに使いましょう。
 
トマトと細切りにした玉ねぎを柔らかく煮て、あっさりした味付けのスープにします。スープは少し多めに作って、冷凍しておきましょう。
 
 

金曜日の献立

<材料>
・鶏肉
・なす
・キャベツ
 
<献立メニュー>
・鶏肉のあんかけ
・キャベツのスープ
・焼きナス
 
月曜日に冷凍しておいた唐揚げを使って、あんかけを作ります。麻婆茄子で使いきれなかった茄子を焼いて、皮をさっとむけば、あっという間に焼き茄子もできあがります。
 
茄子を焼いている間に、ざっくり切ったキャベツをスープにしましょう。あんかけにしっかり味がついているので、さっぱりした味付けがおすすめです。
 
 

土曜日の献立

<材料>
・豆腐
・豚肉
・ニラ
・卵
・わかめ
・もやし
 
<献立メニュー>
・豆腐と豚肉入りニラ卵炒め 
・わかめともやしのスープ
 
豆腐と豚肉、ニラ、卵と具材たっぷりの炒め物で栄養バランスがよく、満腹感があります。炒め物にしっかり味が染み込むよう、豆腐の水切りはしっかりしましょう。ニラのシャキシャキ感が残るよう、終盤になってから投入するのがポイントです。わかめともやしのスープは、胡麻油とゴマを上手に使って中華風にします。
 
 

日曜日の献立

<材料>
・トマト
・合いびき肉
・マカロニ
・卵
・キュウリ
・コーン缶
・ハム
 
<献立メニュー>
・トマト煮風ロールキャベツ
・マカロニサラダ
 
下味をつけて冷凍しておいた合いびき肉と、多めに作っていたトマトスープを使って、トマト煮風ロールキャベツを作ります。トマト缶があれば、トマトスープに投入してもいいでしょう。味をつけなおして、少し濃いめにするのがポイントです。
 
マカロニサラダは、卵やキュウリ、コーン、ハムなどを使って具材たっぷりに仕上げましょう。粉チーズなどをかけてマカロニサラダのアクセントにすると、トマト煮風ロールキャベツとも合うのでおすすめです。


仕事をしながら栄養バランスのよい食事を毎日用意するのは本当に大変です。時間もお金も節約するには買い物の仕方を見直したり料理をリメイクをしてみてはいかがでしょうか。
 
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